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おいしいパンのおはなし Vol.19

おいしいパンのおはなし Vol.19

おいしいパンのおはなし Vol.19 「おいしいパンのおはなし Vol.19」

第19回【パンに関する英語】

日本語では、あらゆる種類のパンを総称して『パン』という言葉で表します。
普段何気なしに使っている『パン』という言葉…!
『パン』は英語では「bread(ブレッド)」ですよね!
では、『パン』って何語…って思ったことはありませんか?

今回は、そんな「パン」に関する英語などをご紹介いたします!

【ポルトガル語が語源】

◆日本語で「パン」の語源は、ポルトガル語のpão「パン」から来たもので、和製英語のひとつです。

・ラテン語の「Panis(パーニス)」がポルトガルに伝わり「pão
(パン)」というポルトガル語になり、その言葉が日本に伝わりました。

・このラテン語の「Panis
(パーニス)」は他のヨーロッパの言語の語源にもなっていて、スペイン語では「Pan(パン)」、イタリア語では「Pane(パネ)」、フランス語では「Pain(パン)」という言葉になったのだそう。

・16世紀、宣教師がポルトガルから来日し、キリスト教を伝えていく中で、聖書に「パンが食糧の代名詞」として出てくるため、この『パン』という言葉が日本中に広く伝わったと言われています。

【英語では「bread(ブレッド)」】

◆英語の「bread(ブレッド)」はゲルマン語の「Brauen(ブラウエン)」が語源。

・ドイツ語の「Brot(ブロート)」や、オランダ語の「Brood(ブロート)」などもゲルマン語の「Brauen
(ブラウエン)」が語源だと言われています。

※ちなみに、英語で「pan(パン)」というと鍋のこと。
「frying pan」はフライパン…というのは皆さんご存知ですよね!

【パンの種類】

◆日本で販売している定番の「あんパン」や「メロンパン」!
英語では「あんパン、メロンパン」などの丸い菓子パンは「bread(ブレッド)」ではなく、「bun(バン)」を使うのが一般的です。
これらは基本的には英語にはない言葉なのですが…。
あえて、英語で表現するならば…!

•メロンパン: melon bun
•あんパン:bean-jam bun、Ann bread
•クリームパン:cream bun
•ジャムパン:jam bun
•カレーパン:curry bun
•レーズンパン:raisin bread
•蒸しパン:steamed bread
•揚げパン:deep-fried bread

◆焼きそばパンやメンチカツパンなど挟んで食べるものは、sandwich(サンドウィッチ)の種類になります。

•焼きそばパン:fried noodle sandwich
•メンチカツパン:ground meat cutlet sandwich

◆最近では、日本のパンも海外で人気で「メロンパン」をそのままローマ字にして「melonpan」と表示している場合もあり、通じることもあるようです。

おいしいパンのおはなし Vol.19 「おいしいパンのおはなし Vol.19」
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【「パン」に関する英語】

◆「パンを焼く」という言葉には、小麦など材料を混ぜて、できたたねをオーブンなどで焼く場合と、トーストのようにパンとしてできているものをあたためるために「焼く」場合があります。

•パンをつくる場合の焼く:bake bread
•パンをあたためる場合の焼く:toast bread

◆食パンの表現

•パン1切れ:a slice of bread
•ひと塊のパン:a loaf of bread

◆その他の『パン』に関する英語

•パンにバターを塗る:spread butter on bread
•パン屋で働く人:baker
•パン屋:bakery
•自動パン焼機:automatic bread make

【そのほかのパン】

◆海外でもよく食べられている、様々な種類のパンの英語の言い方をご紹介します。
•white bread:食パン
•wheat bread :全粒パン
•Rye bread:ライ麦パン
•baguette:フランスパン
•bagel:ベーグル
•croissant:クロワッサン
•English muffin:イングリッシュマフィン
•Panini:パニー二
•doughnut:ドーナツ
•sandwich:サンドウィッチ
•hotdog:ホットドッグ
•buns:ハンバーガーのパン

【「Boulangerie
(ブーランジェリー)」】

フランス語で「Boulangerie (ブーランジェリー)
は「パン屋」という意味です。
2000年代に入って「Boulangerie ○○」というお店が増えてきました!

ただし、この名前はフランスで「パン職人さんが冷凍処理などを一切せず、店内で小麦から生地を作って焼いたパンを売るお店」だけが名乗っても良い名前なのだそうです。
簡単に聞こえますが、これが意外と難しいのです。
多くの商品を売るために工場で作り、冷凍し、それを各店舗に運び、焼いて売っているお店も多いのです。
当然、そういうお店は「Boulangerie
(ブーランジェリー)」を名乗ることはできないということなんですね!
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一口で『パン』と言っても、様々です…!
大手の製パン会社はラインによってパンを製造しています。
また、最近流行の「100円パン」や大手のチェーン店ではほとんどがセントラルキッチンで生地を成形し冷凍して各店舗に配送、その後、各店舗で焼成して、店頭で販売するシステムになっています。
つまりパン造りの経験がなくても、『パン屋』さんになれる…ということ!

【「retail bakery(
リティールベーカリー)」】

渦潮ベーカリーくずは店などの個店のパン屋さんは、粉の量りだしから焼き上げまでを店内厨房で行うスクラッチ製法を基本に運営しており、リティールベーカリーと位置付けられています。
安心安全を重視する昨今では、このリティールベーカリーの役割が注目されています!

次回は「パンは生き物」です。

▼▽▼プロフィール▼▽▼

白井 浩(しらい ひろし)

1960年3月6日生まれ
1987年10月6日「渦潮ベーカリーくずは店」をオープン

◆◇◆ TV出演 ◆◇◆

日本TV「ズームイン」
日本TV「スッキリ!」
毎日放送「ちちんぷいぷい」
毎日放送「プリプリ」
朝日放送「ごきげん!ブランニュ」
NHK「ぐるっと関西おひるまえ」
関西テレビ「キャラぱら」
K-CAT水津浩二の「お得でっせ~」


変えない変わらないをモットーに…創業当時より変わらぬ製法で「なんだかなつかしい味のするパン屋」を追及して頑張っています!!

渦潮ベーカリーくずは店
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